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高級ふぐ料理店
HP

Year2025.12
CategoryHP
Roleデザイン / UI設計
ToolsFigma / STUDIO
高級ふぐ料理店

※本ページに掲載しているのは、実案件で提案したデザイン案です。公開サイトはその後クライアント側で業態変更に伴いリニューアルされています。掲載にあたりロゴ・テキストはダミーに差し替えています。

老舗の風格を、明朝体と余白を活かしたグレージュの設計で可視化。"特別な一席を予約したくなる"高級感と信頼感を届けるHPに仕上げました。

Gallery 制作物
高級ふぐ料理店 screenshot
高級ふぐ料理店 screenshot
高級ふぐ料理店 full view
Issue

高級ふぐ料理店のWebサイト制作案件。クライアントからの要望は「高級感がありつつも、冷たすぎず温かみを感じられる印象にしたい」というもので、この2つは通常であれば相反する方向性です。高級感を押し出すと敷居の高さや緊張感が生まれ、温かみを優先すると価格帯との齟齬が出ます。また飲食店サイトでは雰囲気づくりだけでなく「メニューが見やすいか」「必要な情報にたどり着けるか」という実用面も同時に求められました。

Solution

白を基調に、ヘッダー・フッター・スマートフォンメニュー背景に和の落ち着いた色味を使用して品格を演出。そこにポタージュ系のアクセントカラーを一点だけ取り入れ、全体にやわらかな華やぎと特別感を加えました。派手すぎず、しかし埋もれない絶妙な存在感を持たせることで、高級感と温かみのバランスを設計しています。情報設計では、項目数が多くなりがちなメニュー部分にアコーディオンUIを提案し、必要な情報だけを開いて確認できる構成に。ページ全体の印象を損なわず、閲覧性を高めました。

Design Decision

書体は本文・見出しともに Noto Serif JP を軸に据えました。和食の世界観を成立させるうえで、明朝体の縦画と横画の抑揚が「洗練」と「品格」を同時に伝えられると判断したためです。ゴシック体では清潔感は出せても、老舗が持つ時間の厚みまでは表現できないと考えました。配色は「高級感と温かみの両立」という相反する要望に応えるため、黒に振り切らず、グレージュを基調に。無彩色の黒は緊張感と冷たさを生むのに対し、わずかに温度を含んだグレージュであれば、格式を保ちながら「入りにくさ」を消せると考えたためです。差し色の和の色味もくすみを含んだトーンで統一し、彩度を上げずに温かさだけを足しています。

Result

「特別だけれど、心地よく過ごせそう」という印象につながるトーンを設計し、初回デザイン提案で一発承認をいただきました。前職で飲食業に携わっていた経験から、料理や店舗の魅力をどう見せれば伝わりやすいかという感覚を活かせた点は、この案件ならではの強みでした。業界理解のある視点で制作できた案件です。

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